阪神・藤川球児監督(45)が10月31日に大阪市内の大阪市内の阪神電鉄本社で、秦雅夫オーナー(68)にシーズン終了の報告を行った。
ソフトバンクとの頂上決戦に敗れ、2年ぶりの日本一奪還を逃した虎将は「日本一になれなかったのは私の責任。チームが物足りない時はすべて私に矢を向けていただいて結構です」と言い切り、「今度は日本一になるための刺激をください」と雪辱への強い決意をにじませた。
それでも、今シーズンは盤石の投手陣と力強い打撃陣で史上最速でのリーグ制覇を達成。指揮官は「グラウンドを見てきて一番頑張ったのは坂本、それから中野。チームを支えるという難しいことを体現してくれた。さらに大山も入りますね」と野手3人をMVPに挙げ、献身的な働きをたたえた。
来季に向けての課題には、生え抜きの中継ぎ右腕&野手の強化を挙げた。「今季は(中継ぎ右腕の)補強しましたが、本来は育成しなければならない。育成が間に合わなかった」と反省点を口にしつつ「伸びしろがある選手たちを日の目を見せることで、次なる強みをチームとしてつくれますから」と語った。
1日からは高知・安芸での秋季キャンプも始動。指揮官自身も現場で指導に乗り出す構えだ。「今年のシーズン中に種をまいて課題が出た選手たちに対して、自分がやらなければならないと。激しい指導ときっかけ、危機感もそうだし。何年間かかかると思いますけれど、その中で(芽が)出てくる選手は間違いなく出せます」。
シーズンで得た手応えと反省を胸に、虎将は再び頂点奪還への道を見据えた。












