ドジャースは29日(日本時間30日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第5戦に1―6で敗北。本拠地で痛恨の連敗を喫したことで対戦成績は2勝3敗となり、いよいよ後がなくなった。
攻守で精彩を欠き、終わってみれば惨敗だった。先発したスネルは初回にWS史上初となる先頭から2者連続アーチを被弾。7回はバッテリーミスが相次ぎ、こちらもWS初となる1イニング3暴投の不名誉記録でまんまと2点を献上した。慢性的な課題となっている救援陣は2番手のエンリケスがスネルが残した走者を全員生還させ、3番手のバンダも8回にダメ押しの1点を失い、最終的には5点差での決着となった。
ただ、デーブ・ロバーツ監督(53)も手をこまねいていたわけではない。打線はつながりを欠き、延長18回まで戦った末に勝利した第3戦も8回から17回まで10イニング連続で無得点。前日の第4戦も6安打で2得点だった。そこでこの日はベッツの打順を2番から3番に変更。1番の大谷からスミス、ベッツ、フリーマンの上位打線を形成し「われわれの選手たちは今夜、すべてを出し切るだろう」と意気込んで大勝負を挑んだ。
ところが、相手先発の新人右腕・イエサベージの前に7回まで3安打で12三振。反撃はキケ・ヘルナンデスによるソロ一発だけで一度も主導権を握れなかった。
思いとは裏腹の結果と試合内容に、米メディア「FANSIDED」は指揮官の決意を引き合いに「ロバーツの試合前のコメントは腐った牛乳のよう」と辛らつに伝えた。
試合についても「誰もがドジャースのブルペンがひどいことは知っていたが、攻撃もここまでひどくなるとは?」と救援陣と新打線をまとめてバッサリ。「ドジャースは2点差から逆転できる感触すらなく、5点差など絶対に不可能だった。そしてドジャースはわれわれの予想を裏切らなかった」と糾弾し続け、最後は最上級にキツい文言で締めくくった。
「『すべてを出し切る』? 笑わせるな」
ドジャースはWS連覇へ、もう1敗もできず連勝するしか道はなくなった。まずは敵地トロントで行われる第6戦(31日=同11月1日)で、打線の奮起と先発・山本の好投で望みをつなぎたいところだ。












