セ覇者の阪神が「SMBC 日本シリーズ2025」第1戦(25日、みずほペイペイ)で、パ覇者のソフトバンクに2―1で逆転勝利。2番・二塁で先発出場した中野拓夢内野手(29)が〝神バント〟で試合の流れを引き寄せた。
相手先発・有原を打ちあぐね、0―1の展開で迎えた6回だった。先頭・近本がこの日2安打目となる中前打で出塁すると、続く中野の初球で二盗に成功。無死二塁となったところで、中野が2球目を三塁線に完璧なバント(記録は三安)を決めた。
「そこまでコース狙ってたわけじゃないですけど、本当になんかいいところにバントが飛んでくれたなっていうのはありました。自分が生きたことによって、さらに行けるっていう雰囲気がまたさらにできたと思う。ああいう小技が大事になってくるっていうのは常に自分で言ってたんで、しっかりとそういう役割ができて良かったかなと思います」
ソフトバンクの三塁手・野村をあざ笑うかのように打球はギリギリでフェアゾーンに残り、中野が球場の空気を変えた。さらに中野も次打者・森下の5球目に二盗成功。場面は無死二、三塁と変わり、森下の遊ゴロで同点とする。なお一死三塁からは、中野が佐藤輝の右前適時二塁打で決勝のホームを踏んだ。
事前に有原のフォームの特徴なども把握していたようで「走れるっていう風には聞いてたんで、思い切っていこうと思ってましたし、あれがあったからこそ2点目につながったとは思うんで。そういう走塁もしっかりと近本さんと1、2番でイヤらしい攻撃をやっていきながら、明日からもできたらいいかなと思います」と次戦以降に期待を抱かせた。













