女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル(UN)王座を保持する〝嵐を呼ぶ超貴婦人〟桜井麻衣(35)が、V7戦(26日、両国国技館)で迎え撃つビクトリア弓月に宣戦布告した。

 王座戦を目前に控えた超貴婦人は「このベルトを取ってから初めて追われる立場になって、前の団体から引き継がれる白いベルト(UN王座)の呪いみたいな圧を感じて悩んできた。でもそこを乗り越えて守り続けたベルトを今落とすわけにはいかない。必ず防衛します」と力強く語った。

 桜井は2020年2月にアクトレスガールズでデビュー。21年8月に初参戦したスターダムでも結果が出せずもがき続け、昨年5月マリーゴールドの旗揚げに参加。今年1月キャリア初のシングル王座を手にした。「何もバックボーンがない私が28歳でプロレスラーになって、(アクトレス時代は)たくさん練習したのに月に1回しか試合を組まれなくて悔しい思いもした。誰にも負けたくないっていう思いでここまで泥水をすすってやってきて、両国でタイトルマッチをやるところまで来ました。これってすごく夢があるなって。だから今回も防衛して諦めなければ夢をかなえることができるっていうのを皆さんに証明したい」と語った。

 挑戦者の弓月は自身と正反対だと話す。プロレスセンスを生かし、今年1月にはデビューから約1年2か月でスーパーフライ級王座を獲得した。シングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」で準優勝し桜井に挑戦する。「みんなから天才って言われてるけど弓月が努力してきた姿を見てきたから知ってる。でも今の弓月に団体のベルトを背負う責任は重荷になっちゃうんじゃないかとも思う。エリートの弓月と私ではすすってきた泥水の量が違うから。今回の試合では私がすすってきた泥水を弓月に味わわせた上で勝って弓月の勢いを止める」。

 超貴婦人が若手の壁になる。