阪神は15日の「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」ファイナルステージ(甲子園)でDeNAを2―0で下した。
シーズン通算6安打の小野寺暖外野手(27)がバットで期待に応えた。「情けないシーズンだったので。気持ちだけで打つという思いでいました」という虎の伏兵は、1点リードとなった6回二死一、三塁からDeNA先発・東のチェンジアップを右前に運び、貴重な追加点を奪取。3回まで無安打に抑えられていたハマのエース左腕を引きずり下ろした。
5回に中川の代走で登場すると、しつこくけん制を浴びせられた。3度目のけん制では逆をつかれ、DeNAベンチからリクエストを要求されたが、結果は変わらず間一髪でセーフの判定。「警戒はされてないと思いますけど(笑い)」と自虐を交えながら、「盗塁だけが走塁じゃないので。自分のできることをやろうと思っていました」と振り返った。
今シーズンはわずか19試合の出場にとどまり、打率も2割4分1厘と思うような数字を残せず。ポストシーズンでつかんだチャンスをモノにした小野寺は、「久しぶりにこの大歓声を受けてここで試合に出たいという木本はさらに強くなりました。今は勝ちのことを考えて自分で仕事ができたらと思います」と言葉に力を込めた。
また6回に先制打を放った森下翔太外野手(25)は、約2週間ぶりの対外試合となったが、勝負強さを発揮。「ワンチャンスをモノにできたのが大きい」と振り返りつつ、「(小野寺)暖さんの追加点も大きかったですし。ああいうワンポイントで取っていきたいです」と次戦に向けて意気込んだ。
アドバンテージを含めて2勝目をつかんだ阪神は、2年ぶりの日本シリーズ進出まであと2勝とした。












