日本サッカー協会(JFA)は15日、なでしこジャパンの欧州遠征(イタリア戦=24日、ノルウェー戦=28日)に臨むメンバーを発表した。

 12月に監督に就任したニルス・ニールセン監督のもとでは、DF清水梨紗(29=リバプール)が初招集された。昨夏のパリ五輪1次リーグ初戦スペイン戦で、右膝前十字靱帯断裂の重傷を負って以来、約1年3か月ぶりの代表入りとなった。指揮官は「まず最初に確認したいのは、彼女の居場所が代表チームにあるということ。とても素質の高い選手なので選ばれて当然。静かにリーダーシップを示すのも彼女なので、後ろから見守りたい」と笑みを浮かべた。

 清水は右サイドバックとして日の丸を背負ってきたが、9月にレンタル移籍したリバプールでは、左サイドバックもこなしている。そのため代表での今後の起用法も気になるところだ。

 ニールセン監督は「ケガをする前は、本当に世界でも有数の右サイドバックだと感じていた。個人的には右が合うと思うが、日本人選手は多くのポジションをカバーできるのが特徴だ。右の方が効果的だと思うが、左で必要になれば左でプレーしてもらうことはある。以前の彼女を知っているので非常に楽しみにしている」と両サイドの〝二刀流〟起用にも意欲を示した。

 なでしこの大黒柱だった清水の復帰で、チーム強化がさらに進むか期待だ。