新日本プロレス13日の両国国技館大会でIWGPタッグ王者の「ノックアウトブラザーズ(K.O.B)」ことYuto―Ice(28)、OSKAR(27)組が上村優也(30)と海野翔太(28)の挑戦を退け初防衛に成功した。
K.O.Bは8月に海外武者修行から凱旋帰国すると、9月神戸大会でタイチ&石井智宏を撃破し、いきなりタッグベルトを奪取。この日は海野&上村の本隊次世代エースコンビとのV1戦に臨んだ。
Iceにとって上村は、2021年2月後楽園大会でのデビュー戦で左ヒジを負傷し、わずか52秒でレフェリーストップ負けとなった因縁のある相手だ。この日も上村から執拗に左腕を攻められると、左ヒジのテーピングまで外されアームロックで絞り上げられる。しかしIceもヘッドバットで応戦し意地を見せた。
AMBITION(正拳突き)を海野に決めて敵軍を分断したIceだったが、上村への一撃はかわされてフランケンシュタイナーからの腕十字で捕獲される。それでもOSKARがギロチンドロップでカットし上村を羽交い絞めにすると、今度こそAMBITIONをさく裂させる。最後は合体技K.O.B(IceのキックとOSKARのツームストーンパイルドライバー)で激闘に終止符を打った。
勝利したIceはバックステージで自身の名前の由来を語り始めた。「辻陽太、俺はアイツのことが好きだ。何ならリスペクトしとるわ。言っとることもブレんしな。アイツが言っとったんだ『ヒートストーム(上村)は太陽で辻陽太は月だ』と。マジでその通りや」と先輩にあたる同期2人の関係性に言及。「かといって俺はこのビジュアルでセンターポジションにはなれねえような奴だ。そんな俺がどうやって上を目指すか。太陽とか月の光の反射を利用するんだ。アイツらを利用して俺がさらに輝く。そう、ICE(宝石)だ」と説明した。
次期挑戦者は未定だが防衛ロードへの自信は揺らがない。「俺らが負けることはねえんだよ。どんな相手でも(光を)引きずりだして、俺が輝くために利用してやる。とりあえずこいつ(ベルト)を使っていっちょ金儲けだ」とネックレスをギラつかせていた。












