全日本プロレス11日の埼玉・行田大会で斉藤ジュン(38)が「世界最強タッグ決定リーグ戦」(11月22日、後楽園ホールで開幕)の出場辞退を発表した。

 ジュンは弟のレイとのタッグで前年度大会の覇者となったが、レイは右肩の手術のため今年8月から休場している。この日の第1試合の6人タッグマッチ(ジュン&〝ミスター斉藤〟土井成樹&セニョール斉藤VS真霜拳號&佐藤光留&立花誠吾)に勝利した後、マイクを握ったジュンは「今日はみんなに言いたいことがある。まずは弟の斉藤レイについてだが、無事に手術が終わって今はリングに帰ってくる準備をしている。アイツは必ずパワーアップして帰ってくる」とレイの経過を報告した。

 続けて「今年も最強タッグがやってくるが、弟のレイがいないから俺のパートナーがいない。これがどういうことかわかるか? 俺の答えはレイが出ない時点で最初から決まっている。この俺、斉藤ジュンは、今年の最強タッグ辞退させてもらうぜ」と宣言。会場はどよめきに包まれた。

 これを制止したジュンは「いろんな意見があるだろう。だがこれは俺が考えて出した答えなんだ。斉藤ブラザーズに仲間はたくさんいるが、最強タッグでの俺のパートナーは弟のレイ以外ありえない」と他のチームメンバーの土井やセニョール斉藤をパートナーにして出場しない理由を説明した。

 最後に「レイが完全に復活して戻ってきたら、来年の最強タッグは必ずレイと俺の斉藤ブラザーズでぶっちぎりで優勝するから楽しみにしててくれ」と抱負を語り、リングを後にした。