全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・斉藤ジュン(38)が、決めゼリフ「DOOM」に込めた新たな決意を語った。

 王道トーナメント覇者・宮原健斗とのV8戦(23日、立川立飛)を控えるジュンは17日、都内で開かれた会見に出席。「今までにないくらいの最高にバチバチで熱くて激しい戦いになるだろう。チャンピオンのこの俺、斉藤ジュンが8度目の防衛をしっかりしてやるぜ。宮原健斗、DOOM」と意気込んだ。

 取材に応じたジュンには最多防衛記録樹立、そして宮原との〝エース交代〟の狙いがあるという。「俺から見ても、他の選手から見ても〝全日本プロレス=宮原健斗〟っていうのは根付いている。ここで最多防衛の記録を塗り替えれば誰が見ても〝全日本プロレス=斉藤ジュン〟だっていうのが見えてくる」と野望を披露した。宮原と川田利明が打ち立てた最多連続防衛記録「V10」まであと3戦。ジュンは「理想のチャンピオン像にどんどん近づいている」と自信をのぞかせた。

 また、今回の〝DOOM〟には別の特別な思いもある。ジュンは7日に亡くなった長尾一大心さん(享年21)が、実家でよくDOOMポーズをしていたと聞いたことを明かした。その上で「宮原健斗もいろんな思いで戦っているだろう。しかし、チャンピオンのこの俺がきっちりとDOOMすれば、(長尾さんも)喜んでくれるんじゃないかと思っているし、全日本プロレスをより盛り上げていくことができると信じている」と語った。どちらが王道マットの中心になるのか注目だ。