WWEの中邑真輔(45)が、〝キング・オブ・ストロング・スタイル〟に戻って復帰。いきなりUS王者セミ・ゼインに挑戦したが、まさかの結末となった。

 昨年11月から顔面に不気味なメークを施して〝ウェイワード・サムライ〟に変身。悪のサムライとなって、US王座を獲得するなど存在感を示してきたが、6月の「キング・オブ・ザ・リング」トーナメント1回戦でコーディ・ローデスに敗れてから、スマックダウンには登場していなかった。

 10日のスマックダウン(オーストラリア・パース)では、US王者ゼインへのオープンチャレンジが行われた。リングでゼインが挑戦者を待ち受けていると、テーマ曲「The Rising Sun」が流れて中邑が4か月ぶりに姿を現した。顔には不気味なメークはなく、素顔のまま。帰ってきた〝キング・オブ・ストロングスタイル〟に、オーストラリアのファンも大合唱で熱狂する。

 ゴングが鳴っても、中邑は長年のライバル、ゼインと真っ向勝負を展開する。得意のキック攻撃はもちろんのこと、強烈なブレーンバスターで叩きつけた。ゼインも負けじと、中邑のキンシャサをかわしてみちのくドライバーⅡからエクスプロイダーの波状攻撃。だが、中邑はヘルヴァキックをかわして、コーナーから王者の後頭部にヒザ蹴りを見舞って譲らない。

 ライバル同士の大激闘は場外へと戦場が移り、場外バリケードにもたれた中邑は、ゼインの必殺ヘルヴァキックをくらった。リングに押し戻されるが、リングに上がって来た王者にキンシャサ一閃。完全に決まるも、ゼインはロープに逃れて、3カウントを奪えない。中邑はスコーピオライジングから、US王座奪回へとどめのキンシャサの体勢に入った。

激闘を展開した中邑真輔(©AbemaTV, Inc.)
激闘を展開した中邑真輔(©AbemaTV, Inc.)

 ところが…顔面に白のペイントをしたフード男が乱入。場外から中邑を襲って、場外バリケード越しに観客席へと投げ入れた。フードを脱ぐと、欠場していたタマ・トンガだ。さらに、JCマテオ(ジェフ・コブ)、弟のタンガ・ロアにタラ・トンガ(ヒクレオ)の元新日本プロレス勢も不気味なペイントでリングインして、ゼインと中邑を暴行。中邑はタラからビッグブーツを浴びてKOされてしまった。

 最後は極悪ユニット「MFT」のリーダー、ソロ・シコアが姿を見せて、中邑とゼインと見下ろした。MFTはこの後、怪奇派集団「ワイアット・シックス」にもケンカを売ったが、中邑はどうMFTにリベンジしていくのか。日本大会「WWEスーパーショージャパン」(17、18日、東京・両国国技館)が近づく中、驚きの復帰戦となった。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて生中継された。