中日は8日、選手寮「昇竜館」でスカウト会議を行い、ドラフト会議の指名候補選手を約90人に絞った。堀中スカウト部長によれば上位候補選手として石垣元気投手(健大高崎)、中西聖輝投手(青学大)、立石正弘内野手(創価大)らの名前が挙がったという。
この日の段階では1位指名選手を投手でいくか、野手でいくかの結論は出ず。井上一樹監督(54)は「どちらでいった方がいいか。2週間あるので密に連絡を取り合いながら詰めていこうと思います」と述べ、スカウト陣と共にこれから煮詰めていくつもりだ。
井上監督といえば、昨年のドラフト会議では巨人、阪神、DeNA、中日と4球団競合の中からドラフト1位で金丸を引き当てると左腕をブン回して大きなガッツポーズを決めた。黄金ルーキーを引き当てたことで名古屋の街は大興奮となり「(左肩を)脱臼しました」と井上監督が笑顔で語ったシーンは地元テレビ局で繰り返し何度も放送された。就任早々の大仕事にドラゴンズ周辺は大盛り上がりとなっただけに「(1位指名が)競合してクジ引きになるかわからないけど、去年のようにいい流れになればいいですね」と球団内からは今年も竜指揮官の〝黄金の左〟に期待する声が上がっている。
井上監督は「あまり立ちたくないな。嫌な緊張感があるし」と言いながらも「そういった時は責任は取るべく形で(クジ引きの)壇上に行くかもしれません」と1位指名が競合となった場合は自分で決着をつけるつもりでいる。今年のドラフト会議は例年に比べて注目選手の数が少ないことから、この日の会議で1位候補として名前が挙がった石垣、中西、立石らを指名した場合は競合になる可能性が高い。
昨年に続いて黄金ルーキーを引き当てれば、2年目の逆襲を目指す井上竜にとって最高の景気づけとなりそうだ。












