レッドソックスは2日(日本時間3日)、ヤンキースの本拠地ニューヨークで行われたワイルドカードシリーズ第3戦に0―4で完敗。2勝先取の短期決戦で初戦をモノにしながら痛恨の連敗を喫し、1勝2敗でポストシーズン敗退が決まった。

「4番・DH」で先発出場した吉田正尚外野手(32)は4打数2安打で〝孤軍奮闘〟となった。相手先発のキャム・シュリトラー(24)はレッドソックスが本拠を置くボストン出身の新人右腕。吉田は3度対戦し、2回の第1打席ではカットボールを逆らわずにライナーではじき返す左前打で出塁した。4回の2打席目は外角高めの直球を左中間へ運ぶ中前打。試合を放送したスポーツ専門局「ESPN」の実況アナウンサーも「無理をしない打撃で同じようなところに運びました」と好調ぶりを伝える内容だった。

 しかし、打線全体で攻め崩すことはできなかった。100マイル(約160・9キロ)を超える速球を軸に翻弄され、8回まで5安打で12三振を喫した。同アナウンサーは試合後、シュリトラーについて「レッドソックスファンとして育った彼ですが、今はヤンキースでレッドソックス・キラーになりました」と締めくくった。

 シーズン中盤からポストシーズンにかけて状態が上向きだった吉田。メジャー3年目は終わりを告げたが、さらなるレベルアップを目指す。