体操の世界選手権(10月・ジャカルタ)に出場する女子日本代表の杉原愛子(TRyAS)は〝新たな気持ち〟で挑む構えだ。

 29日には都内で行われた試技会が報道陣に公開され、杉原は54・465点をマーク。9月上旬の全日本シニア選手権で右足首を痛めるも「今はだいぶ良くなっている。いつも行っている治療院の先生に治療していただいて、メンテナンスをしている。ケガとお友達になってやっている」と明かした。

 一度現役を退くまでは、コンスタントに代表で活躍してきた。現役に復帰して再び代表の座を勝ち取った今回の世界選手権は「今すぐでも試合したいくらい前向きな気持ちでいる。今まではケガが多かったので、不安の方が大きかったけど、今回は早く試合したいという楽しみな気持ちが大きい」と心境の違いを指摘。その上で「個人総合に出場させていただくので、個人総合で決勝に残ること、種目別床でも決勝に残りたい。もし残れたら種目別ではメダルを狙っていきたい」と目標を口にした。

 5月のNHK杯では10年ぶり2度目の優勝を果たし、男女を通じて大会史上最長ブランクVを達成した。「日本のジュニアの子たちに『こんなに長く続けられるよ』と。だからこそ、休めるときにはしっかり休まないといけないと捉えてほしい。花を咲かせられる時期に咲かせられたらいい。人それぞれ花が咲く時期が違う。つぼみは何個もあるので、また世界選手権でつぼみを咲かせられるように楽しみたい」とにっこり。今は次なる根を張っている最中のようだ。