〝完全復活〟の兆しあり――。卓球女子団体で五輪2大会連続銀メダルの平野美宇(26)が7日、都内で行われたTリーグ九州カリーナへの入団会見に臨み「まだまだ世界で頑張りたい気持ちになった」と決意を語った。
2024年パリ五輪後は「『今後の自分はどうしたいのか』と考える時間も多かった。一度立ち止まって考えることがたくさんあった」というが、昔から平野と親交のあった川面創社長の言葉に心を動かされた。「『また一から一緒に世界を目指して強くなろうよ』と言ってくださった。あえて個人になって新しい環境で自分を強くする選択もいいんじゃないかなと思った」と頬を緩めた。
昨季のTリーグで最下位だった九州カリーナにとって、平野の加入は大きなプラス。起爆剤としての活躍が期待される一方で、中国超級リーグへの参戦なども認めるという。川面社長は取材に「やっぱり五輪を目指してもらわないと平野選手の価値がないと思う」ときっぱり。平野自身は28年ロサンゼルス五輪について明言を避けたものの「今までの環境を変えたかったと話していた。26歳になって自分で道を切り開きたい気持ちが強かったので背中を押した」と明かした。
現在の平野は九州カリーナの協力を得ながら、男子選手とも練習を重ねている。昨季の世界選手権個人戦では2回戦で敗れて号泣。その後はモチベーションの低下に悩まされるも、川面社長は「そんなに簡単に勝てる世界じゃないけど、モチベーションはめちゃくちゃ高くなっている」と太鼓判を押した。
その平野は「(九州カリーナの)一番いい成績(3位)を超えるように、引っ張っていけるように頑張りたい。個人の目標は世界の大会がたくさんあるので、どんどん世界ランキングを上げていきたい」。新ハリケーン誕生へ、新たな旅が始まった。












