レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は25日(日本時間26日)に敵地トロントでのブルージェイズ戦に「4番・DH」で先発出場し、3打数1安打だった。打率2割6分1厘。チームは1―6で敗れたが、レギュラーシーズン残り3試合でポストシーズン進出マジックを1とした。

 ブルペンデーとなったブルージェイズは先発右腕バーランドが2回を投げ無安打無失点、その後も継投で6回までパーフェクト投球だった。2回先頭で第1打席を迎えた吉田は1ストライクからの2球目、真ん中のチェンジアップを逆方向に打ち返すが左飛だった。

 5回先頭は2番手左腕ラウアーに対しカウント1―2からの4球目、ストレートを打たされ遊ゴロ。5点ビハインドの7回二死無走者は4番手右腕フィッシャーからストレートの四球を選ぶが得点には結びつかなかった。

 1―6の9回二死一、二塁は7番手右腕ホフマンのカウント1―1からの3球目、内角低めのスプリットにかろうじてバットを当てると、スピンのかかった緩いゴロが三塁ベース右を抜け、内野安打となり満塁に。テレビ中継を行ったNESNの解説者メローニ氏は「スプリットをバットの先で捉え、打球が三塁線へ行きました。(三塁手の)クレメントは(右寄りのシフトで)三塁ベースから離れたところにいたので、一塁を駆け抜けるのにはパーフェクトでした。(クレメントにとっては)ノーチャンスで、(アウトにすることを)諦めるしかなかったですね」と説明。実況アナのオブライエン氏は「打球速度は46・9マイル(約75・5キロ)でした」と補足した。続くゴンザレスはカウント2ボールからの3球目、甘いストレートを打ち損じ、遊飛に倒れ試合終了となった。

 吉田は5試合連続マルチ安打とはならなかったが、6試合連続安打、9試合連続無三振で9月の打率を3割3分3厘、出塁率3割5分4厘とした。