レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は21日(日本時間22日)に敵地タンパでのレイズ戦に「4番・右翼」で先発出場し、5打数2安打だった。打率2割5分。チームは3―7で敗れた。ワイルドカード争いトップのヤンキースから3ゲーム差の2位だが、同率3位のガーディアンズ、アストロズが1差に接近している。

 初回二死一塁は右腕ボイルのカウント1―1からの3球目、外角高めの93・1マイル(約150キロ)のスプリットをライナーで中前に運んだ。続くゴンザレスは四球で満塁とするが、6番ローは空振り三振に倒れ無得点に終わる。

 0―3の3回二死一塁は内角高めの98マイル(約157・7キロ)のフォーシームに詰まらされて二ゴロだった。

 2本目の安打は1―3の5回二死一塁。2番手右腕サルサーの2―2からの8球目、94マイル(約151・3キロ)のストレートを強打。痛烈なゴロは二塁ベース寄りにシフトしていた遊撃手の左を抜けて中前に達した。マルチ安打は2試合連続、今季12度目だ。

 この打撃をテレビ中継を行ったNESNの解説者メローニ氏は「素晴らしいプロフェッショナルな打撃でした。勝負球(のチェンジアップ)をファウルし、見逃し、またファウルし、最後は高めのストレートをコンパクトなスイングで捉え、遊撃手の横にドライブしました」と感心していた。

 先頭デュランからの3連打で1点を返した2―4の7回無死一、二塁は4番手右腕ベーカーの初球、85・9マイル(約138・2キロ)のチェンジアップを打ち損じ、三塁へのインフィールドフライに倒れた。

 3―7に9回二死無走者は6番手の右腕フェアバンクスの1ボールからの2球目、内角高めの95・9マイル(約154・3キロ)のストレートを捉えるが一ゴロに倒れ、最後の打者となった。出場5試合連続で打点をマークしていたが、途切れた。

 メジャーで初めて右翼で出場。右肩のリハビリでキャッチボールを再開さた6月、チームメートのフリー打撃中に左翼、中堅、そして右翼で一球一球に反応し、打球が来れば捕球、二塁やカットマンへの送球動作を繰り返していた。

 当時、吉田は首脳陣から「外野を守れるよう準備をしてくれと言われていますから。僕は左翼だけ(という意味)だとは思っていません」と自身の考えについて説明していた。この日は5回二死、カミネロが放った右中間への浅い飛球を難なく捕球。8回にはディアスの右前打を処理し、守備機会を無難にこなした。