DeNAが2位固めとCSファーストステージ開催権確保へ着々だ。21日の広島戦(横浜)は7―2で大勝。中日に敗れた3位・巨人と2ゲーム差に広げた。
まったく危なげない勝利だった。打線が2回に相手先発・常広を攻め立て林、石上の適時打、敵失で一挙4得点。3回も山本の犠飛、石上の2ランで3点を挙げ、序盤に7点をリードした。投げては先発・平良が6回6安打2失点。雨で2度、計55分の中断があったが、森原、宮城のリレーで逃げ切った。
三浦大輔監督(51)は「中断があっても再開した時、しっかり集中して入っていけた」とニッコリ。「序盤に後ろにつないで、いい攻撃ができた。平良もコンディションが悪い中で丁寧に投げていた」と選手の集中力をたたえた。
この大勝にも油断することなく、首脳陣はCSに備えて投手陣の再整備を進めている。その目玉の一つが、メジャー帰りの藤浪晋太郎投手(31)のリリーフ起用だ。
藤浪は4試合連続で先発として登板し、1勝0敗だったが、14日の巨人戦(横浜)では2回4失点で登録抹消。20日のロッテとの二軍戦(横須賀)で7回から移籍後初めて中継ぎ登板し、最速157キロをマークするなど2回を1安打無失点にまとめた。
その剛腕について、小杉陽太投手コーチ(39)は「藤浪はアメリカでリリーフをやっていて、そこを見込んでの起用です。ショートイニングなので出力を上げようと藤浪本人と話して、最速157キロ、平均でも150キロ台中盤まで出た。出力が上がるとコマンド(コントロール)も良くなる」と打ち明けた。
また、リリーフ起用に伴い、投球練習の数を減らし、一時はやめていたウエートトレーニングを再開。コンディショニングの改善も着々と進めている。
一方、抑えに失敗し、中継ぎに配置転換された入江大生投手(27)も徐々に復調しつつある。この日もセーブシチュエーションではない5点リードの9回に登板した。
「入江は(抑えをやって)精神的疲労があったんでしょう。そこから外れて肩の荷が下りたと思う。メンタルもかなり持ち直した。今は真っすぐ、フォーク以外の球種、スライダーやカーブを強化する練習をずっとやっていて、幅が広がりました」(小杉コーチ)
なお、再調整中のバウアーは横須賀の練習施設「DOCK」で実戦形式のライブBPに登板。同コーチによれば「フォーシームの質は高くなっている」そうだ。こちらはしばらく調整に励んだ方がいいかもしれないが…。












