阪神は21日のヤクルト戦(神宮)に1―8で完敗。先発の伊藤将が5回途中までに14安打8失点と大炎上し、3敗目を喫した。
2年ぶりとなるリーグ制覇を果たした今季の公式戦も残り6試合。その後は練習試合などでの調整を経て、10月15日に開幕するCSファイナルステージ(甲子園)へ備えることとなる。対戦相手は既にAクラス入りを確定させているDeNAか巨人のどちらかとなるが、猛虎内では「巨人よりも間違いなくDeNAの方が厄介」との声が圧倒的だ。
チーム関係者は「現時点のセ・リーグの中で今、先発投手陣が最も充実しているのはDeNAかもしれない」と舌を巻く。ハーラートップの14勝をマークしているエース・東を筆頭に、今季の阪神戦で7試合先発し、防御率0・57という数字を残している虎キラーのケイも健在。10勝7敗、防御率2・36という安定した成績をマークしているジャクソンも手ごわい相手だ。
ハマのドラ1右腕・竹田も8月以降ローテに定着。20日の阪神戦(甲子園)では7回3安打1失点の快投を披露し、鮮烈なインパクトを残した。平良、石田らの現ローテ勢の他にも巻き返しへファームで牙を研ぐバウアー、先発&中継ぎ起用の両にらみで調整中の元虎右腕・藤浪も大一番での出番を狙っている。
一方の阪神は、ポストシーズンの先発陣編成に不安を残す状況が続いている。才木、村上、大竹の3枚までは計算が立つが、この日先発した伊藤将は9月の月間防御率10・06と状態が上がらないまま。前半戦だけで6勝を挙げ、防御率1・39と抜群の成績を残した助っ人右腕、デュプランティエは8月上旬以降、コンディション不良で一軍マウンドから遠ざかっている。
何よりも三浦監督率いるDeNAは昨季、優勝チームの巨人と8ゲーム差の3位から下克上を果たした実績がある。時の運とチームの勢いにも左右されがちな短期決戦を、藤川虎は横綱相撲で乗り切れるか――。












