阪神・伊藤将司投手が21日のヤクルト戦(神宮)に先発登板し、5回途中を14安打8失点の大炎上。8戦連続で勝ち星から遠ざかっている左腕は、ポストシーズンへ向け不安を残す形でマウンドから降ろされた。
 
 甘く入った球を燕打線にことごとく痛打された。2回に山田の11号ソロと、並木の左前適時打で2点を奪われると、5回には打者一巡の7安打を浴びて6失点。抜群の制球力を武器とする背番号27は、サンドバッグのようにズタボロに打ち込まれた。

 今季3敗目を喫した悪夢のような一夜を「言うことないですね。走者を出してからも粘れるようにしたい」と振り返り、雨に打たれながらクラブハウスへ引き揚げた。

 前回登板のDeNA戦(10日、甲子園)でも7回途中を6失点という投球内容で降板。9月は月間防御率10・06と極めて精彩を欠いた状態が続いている。CS、日本シリーズなどでの登板も期待されている左腕の復調はチームにとっても極めて重大な課題だ。