阪神・藤川球児監督(45)が成長の途上でもがく若手投手たちにゲキを送った。

 20日のDeNA戦(甲子園)は虎先発の高橋が5回途中を5安打1四球2失点の投球内容で降板する苦しいゲーム展開。継投策に移行した虎ベンチは工藤→椎葉らの若手右腕をマウンドに投入し、0―2のビハインドから勝機を探った。

 ブルペンに再配置転換されたドラフト1位ルーキー・伊原陵人投手(25)は7回から4番手として救援登板。最初のイニングこそ三者凡退で抑えたが、回をまたいで臨んだ8回に一死一塁から相手主砲・オースティンに痛恨の11号2ランを被弾。フルカウントまで追い込みながら、最終的に甘く入った7球目のスライダーを捉えられた左腕は、マウンド上でがっくりとうなだれた。。

 ゲームはそのまま1―4で敗戦。試合後、この一幕を振り返った藤川監督は「いい勉強といいますかね。伊原もかわそうとしても、もうかわせる時期ではない。かわす技より、強さを来年に向けて勉強しているところ。次は強さを身につけることが必要になる」と指摘。「伊原も椎葉も工藤も、今は球場やファンに育ててもらっている選手」と語り、若手投手たちの一層の成長を願った。