阪神は17日の広島戦(マツダ)に6―1で快勝。悪天候のため試合開始が約1時間遅れたが、先発・村上頌樹投手(27)は6回5安打1失点の快投で今季12勝目をゲットした。「試合が遅れるのはそこまで気にならなかったので。試合時間が決まってしっかり気持ちを入れてやれました」。
この日は8三振で通算奪三振数も「132」に伸ばし、2位の巨人・山崎に10個差をつけてリーグトップを堅守。「試合がまだあるのでどうなるかはわかりませんが、(タイトルを)狙える位置にはいるので、しっかり取っていきたいです」と言葉に力を込めた。
今季でプロ5年目となった2023年の新人王&MVP右腕。ドラフト1位ルーキー・伊原陵人投手(25)が「8月にどうしたらいいかな? というタイミングがあって、頌樹さんが体験したことを教えてもらいました」と話す通り、心強い先輩としてもその存在感を発揮している。
シーズン序盤はテンポよく勝利を重ねたが、7月以降は白星に恵まれなかったルーキー左腕。村上は「早い段階で伝えれば下までいくことなく、できるんじゃないかなと。そこは先輩として助けられればと思って話しました」と同じく新人王のタイトルを狙う伊原に対し、自身の経験を元にしながら存分にアドバイスを送った。
中でも疲労回復に時間を当てることも大切だと説いたといい、その上で「(ランメニューを)1、2本減らしても変わりはないので、リカバリーに回した方がいいのかなと。伊原は1年目ですけど、やるときはやって、休む時は休むというメリハリをつけるようにということを伝えました」。
自身のトレーニングやコンディション調整にストイックな姿勢で取り組むだけでなく、後輩へのケアも欠かさない猛虎の5年目右腕。1か月後にはポストシーズンも控える中で、今後もチームを支えてくれそうだ。












