メジャーでも大活躍、間違いなし!? 近鉄で助っ人歴代最多の464本塁打を記録したタフィ・ローズ氏(57)が、阪神・佐藤輝明内野手(26)の将来的なMLB移籍に〝お墨付き〟だ。

 ローズ氏は京セラドームで行われた一般社団法人「日本プロ野球外国人OB選手会(JRFPA=ウイリアム・ブルックス代表)主催のファンミーティングに、かつての恩師である梨田昌孝氏(72)と共演。佐藤輝について「もちろん、メジャーでやっていけるだろうけどね。タイミング、ケガとかいろんなファクターがあると思うが。思った以上に体がデカいのと、俊敏なのが印象的だった」と肯定的な見解を示した。

 佐藤輝は15日の中日戦(甲子園)で37、38号の1試合2発をマーク。本塁打王争いでは次点の同僚・森下(21本)に大差をつけてトップを独走中だ。また、38号は左翼席に運んでおり、将来的な50発の可能性についてローズ氏も「簡単ではないが、浜風に乗せて打球を左中間に狙って打てればポテンシャルはある」と太鼓判を押した。

 2001年には55本塁打で王貞治氏が持っていた日本記録(当時)に並んだローズ氏。その〝目利き〟にかかれば、佐藤輝のパワーとフィジカルはメジャー級と映ったようだ。NPBとMLBを経験したレジェンドの言葉だけに説得力もある。

 今後、佐藤輝がいつどのような道を選ぶかは分からない。ただ、少年時代に憧れたローズ氏の言葉が若虎の新たな道しるべになる可能性も十分ある。

 13日に東京ドームで行われた巨人―阪神戦後、偶然にも2人はタクシーを待つ間に遭遇。ツーショットに納まる縁もあった。

「大谷(193センチ)は佐藤(187センチ)よりやや大きかったかな。でも、引けはとらない」(ローズ氏)。時代を超えたスラッガー同士の不思議な縁をきっかけに、佐藤輝がさらにアーチを量産、そしてMLB行きも夢ではなくなるのか…。興味は尽きない。