阪神は18日の広島戦(マツダ)に6―2で圧勝。今季の対広島戦を球団最多タイ記録となる19勝(6敗)で終えた。
すでにリーグ優勝を決めたとはいえ、気がかりなのは40本塁打まであと2本、100打点まで4打点に迫る2冠王・佐藤輝明内野手(26)。コンディション不良のため2試合連続でベンチ外となり、チームを離れて帰阪した。復帰するまでには数日間の休養が必要だといい、藤川球児監督(45)も「本人もゲームに出たかったと思いますが。一日一日体が良くなるように先に戻しましたから。また明日以降ですね」と話していた。
その佐藤輝に代わって三塁でスタメン出場したのが、この日一軍再昇格したラモン・ヘルナンデス内野手(29)だった。1点差に詰め寄られた直後の6回には、2番手・中崎の144キロ直球にフルスイング。完璧に仕留めた打球は左翼席上段に突き刺さる来日1号となった。
この日は3打数2安打で指揮官の起用に応える活躍を見せ、本人は「監督が信じて使ってくれて。結果が出ない中でどうやって過ごすかが大事だと思っていた。それを続けてきて今日ホームランが出てよかったよ」と汗を拭った。
藤川監督も「グラウンドに出て活躍したい、チームがどう向かっていくかを常にテーマにやっている。カバーとかではなく、自分が出たらこうするということを考えてくれていると思う」と一定の評価を下した。
ヘルナンデスは昨オフに単年契約で加入。一軍出場はここまで40試合で打率2割1分6厘と思うような成績を残せていない。ただ、助っ人の一発はポストシーズンの短期決戦では流れをグッと引き寄せる可能性も秘める。2023年の日本シリーズ第7戦では、かつて阪神に在籍したノイジーがオリックス・宮城から値千金の3ランを放ち、残留を決定づけた過去もある。
自身のストロングポイントを猛アピールし、首の皮一枚つなげられたのか…。今後が見ものだ。












