ドジャース・大谷翔平投手(31)の〝ノーノー降板〟が尾を引いている。
16日(日本時間17日)のフィリーズ戦に先発した大谷は5回まで無安打無失点と好投。デーブ・ロバーツ監督(53)は4点リードの展開で大谷の右ヒジの状態などを考慮して継投を決断したが、これが大誤算となった。2番手のロブレスキは一死しか奪えず5点を失って逆転され、3番手に送ったエンリケスもソロを食らってこの回だけで大量6失点。その後、大谷の50号ソロなどで同点に追いついたが、9回にトライネンが決勝3ランを献上して万事休した。
結果的にロバーツ監督の決断が分かれ道となり、本拠地のファンから大ブーイングを浴びせられる異例の事態にまで発展した。先発投手が試合をつくっても継投に入った途端に試合が暗転するケースは少なくない。山本由伸投手(27)もトライネン、スコットの乱調で立て続けに勝利投手の権利を消されている。
米メディア「ドジャース・ウェイ」は17日(同18日)、「わずか数週間で多くの混乱と怒りを招くブルペンの敗戦が続き、ロバーツ監督がファンから激しい非難を免れることはできなかった」と報道。その一方で指揮官の立場にも寄り添い「ロバーツ監督を弁護すると、他に選択肢があるだろうか?」としたものの「ブルペン陣はその全員が信頼できない。トライネン、イェーツ、スコットはリリーフの最後を締めるはずだった。しかし、イェーツは中継ぎとなり、ドジャースは若い救援陣を重要な場面で信用していない」とぶった斬った。
ナ・リーグ西地区の首位こそキープしているが、短期決戦となるポストシーズンでは勝てる試合をいかに勝ち切るかがカギとなる。同メディアは「ドジャースがこのブルペン陣で10月を勝ち進むことは到底不可能だ」と断言。ワールドシリーズ連覇に絶望的な見方を示している。












