中日は14日の阪神戦(甲子園)に1―0で勝ち、連敗を3でストップ。先発の大野雄大投手(36)は8回4安打無失点の好投で10勝目(4敗)を挙げた。

 今季ここまでチームの連敗を7回止めてきたベテラン左腕がまたもドラゴンズの危機を救った。大野は初回からストレートと変化球のコンビネーションが冴え、阪神打線に得点を許さない。2回一死一、二塁の場面も井坪を三飛、才木を遊ゴロに仕留めてピンチ脱出。1回から8回までスコアボードに「0」を刻み、猛虎打線を完全に封じた。

 2試合連続零封負けを喫していた打線は7回、ようやく大野の奮投に応えた。先頭のボスラーが左翼線二塁打で出塁すると山本のニゴロで一死三塁と先制のチャンス。ここで石伊が右前適時打を放って26イニングぶりの得点。「打ったボールはストレートです。大野さんが頑張っているので先制点を取ることができて良かったです。あとはとにかく守備を頑張ります」と石伊は安堵の表情を浮かべた。

 9回は守護神・松山が抑えて41セーブ目。8度目の連敗ストップとなったベテラン左腕に左翼席の竜党から大歓声と拍手が送られた。