2カード連続で負け越している中日が8日時点で借金11のセ4位に低迷している。

 ところが、チーム成績とは裏腹に本拠地・バンテリンドームの観客動員は相変わらず絶好調。7日の巨人戦も「3万6303人」で満員御礼(3万5000人以上)は26試合連続となった。

 残り5試合のホームゲームも19、20日のヤクルト戦、21日の巨人戦(ホーム最終戦)はすでに売り切れ。「平日の2試合がどうなるか」と心配されていた17、18日のDeNA戦も残りわずかとなっており、最終的なシーズン観客動員数は250万人を突破する見通しだ。落合監督時代(2008年)の「242万7805人」を抜き、実数発表となった05年以降の最多動員記録達成は確実となっている。

 それだけにOBの間からは「観客動員に見合う試合を見せてほしい。特に残り2試合あるDeNA戦には絶対に勝ってほしい」という声が出ている。DeNAには今季8勝15敗で5年連続の負け越しが決定していることや、チームの流れを止めてしまう痛い敗戦がたびたび起こっているからだ。

 7連勝で迎えた7月20日のDeNA戦では、2点リードの9回に守りのミスが出て連勝ストップ。8月17日と同31日の対戦では相手先発が制球に難のある藤浪だったため、細川ら右の主力打者をベンチスタートにさせて結果的に敗れてしまった。この起用法には賛否も沸き起こり、中日ファンの間でもモヤモヤ感が残った。

 3位・DeNAとは3・5ゲーム差と逆転の可能性は十分にある。満員のバンテリンドームで天敵・DeNAをボコボコにしてAクラス浮上。そんなシーンが見られれば竜党の留飲を下げることは間違いないが、果たして――。