課題は〝ムード〟づくりだ。バレーボール男子の世界選手権(12日開幕、フィリピン・マニラ)に向けた壮行試合が7日、千葉・ららアリーナ東京ベイで行われ、世界ランキング5位の日本は同2位のイタリアに1―3で敗戦。本戦前最後の実戦を白星で終えることはできなかった。
この日のイタリアは一部の主力を温存。しかし、日本は前半からペースを握ることができない。中盤以降は粘りを見せたが、1―2の第4セットはジュースに持ち込みながらも、32―34で落として万事休す。途中出場の山本智大(大阪B)は「(序盤は)シンプルにみんなの顔が死んでいて元気がなかった。相手に先行されたことで自分たちができることができずに、一人ひとりがうまくかみ合っていない印象を受けた。コートの中で悩みを抱えてるような顔をしていた」と雰囲気について言及した。
世界のトップチームから白星を奪うには、劣勢時にも気落ちせずに耐え抜く必要がある。主将の石川祐希(ペルージャ)は「今までのメンバーと1人、2人違うだけでもチームの雰囲気がガラッと変わる。そのメンバーに合った雰囲気のつくり方や上げ方があると思う」と分析。「僕もまだ考えているところ」と口にしたが「もっと締まった雰囲気でプレーすることが、今のチームには必要」と語気を強めた。
世界選手権は表彰台を目標に掲げる。石川が「闘志を燃やして戦っている」と信頼を寄せるチームメートとともに、苦しい場面でも動じないメンタリティーを築き上げることが一つのポイントになりそうだ。












