女子プロレス「スターダム」のワンダー王座戦(6日、横浜武道館)は王者のスターライト・キッドが、挑戦者・Just Tap Outの稲葉ともか(23)を退け6度目の防衛に成功した。

 真夏の祭典「5★STAR GP」レッドスターズBブロック開幕戦(7月27日、大田区)でともかに敗れたキッドは、その後思うように結果が出せず決勝トーナメント進出がかなわず。優勝決定戦が行われた23日の大田区大会でのタッグマッチでともかからの挑戦表明を受け、王座戦が決定した。

 リベンジに燃えるキッドだったがともかに先制攻撃を許すと、ヒザ裏に強烈な蹴りを決められ悶絶。それでも王者はドラゴンスクリューで反撃すると、奈落式ニークラッシャーからの得意のラ・ケブラーダで形勢逆転に成功した。

 その後も両者は一歩も譲らず一進一退の攻防を展開。15分過ぎともかに前回敗れた技でもある「一絞足殺ともか絞め」で締め上げられピンチに陥った。それでもロープに手を伸ばし難を逃れると、タイガースープレックスホールドを炸裂。さらにともかの脚へムーンサルトプレスを投下すると一気に黒虎脚殺(変型マフラーホールド)で絞り上げギブアップ勝ちを奪った。

 試合後、マイクを持ったキッドは「これが今の私とともかの差だよ。厳しいでしょ? でも稲葉ともかはまだまだ強くなれるよね? また私の脚でもどこでも〝Just Tap Out〟しにこいよ!」と呼びかけた。すると、大号泣するともかから「めちゃくちゃ悔しいけど…どうしてだろうめちゃくちゃ楽しかった。でも私は諦めないよ。必ずスターライト・キッドを超える。でも今日はありがとう、キッちゃん」と感謝を述べられたキッドは「ありがとう、ともか」と白いバラを差し出した。

 10月20日には自身のデビュー10周年興行を新宿フェイスで開催することも決定している白虎は「ワンダーチャンピオンのまま最高の10周年を迎えたいと思います!」と笑顔を見せた。