ソフトバンクは26日の楽天戦(弘前)に3―10の大敗で4連敗を喫した。1―1の同点で迎えた5回、守備の乱れから大量5失点。9連勝中と絶好調だった大関友久投手(27)が5月10日のオリックス戦以来13試合ぶりの黒星を喫した。
魔の5回だった。先頭の7番・ゴンザレスの遊撃正面に転がったゴロを名手・今宮健太内野手(34)がまさかのファンブル。不慣れな地方球場とはいえ、悔やまれる失策となった。大関は続く辰己に左前打を許し、9番・堀内には犠打を決められて一死二、三塁のピンチを背負った。
ここで意表を突く堀内のスリーバントで揺さぶってきた楽天打線は、続く中島の初球でもスクイズ。投手前への高いバウンドにタイミングが合わず、大関が後逸する間に勝ち越し点を献上した。楽天ファンで埋まった球場のボルテージが上がると、さらに一死満塁となって3番・ボイトは7号グランドスラム。左中間へ突き刺さる強烈な一撃は痛恨だった。
結局、大関は5回85球を投げて4安打、6失点(自責1)という内容で4敗目を喫した。降板後は「いつも通りの準備をして試合に入りましたが、このような結果になってしまい本当に悔しいです。反省して次の登板につなげたい」とコメント。
ここまで11勝をマークしている左腕には、チームの連敗ストップを託されたが、結果は無情だった。一方的な展開となり、好調だったリリーフ左腕も失点を重ねる。6回は2番手・ヘルナンデスが1イニング5安打を浴びて4失点。後半戦に入って安定感が増していただけに、気がかりな乱調となった。
ホークスの弘前での試合は3年ぶり。重苦しいゲームで、東北の鷹党に一服の清涼剤となったのは中村晃外野手(35)の一発だった。9点差の8回二死から右翼席へ放った3号ソロが通算1500安打目。メモリアルの一打を地方球場で、しかも本塁打で飾った。
前カードの日本ハム戦(エスコン)に3連敗を喫した悪い流れを断ち切れず、むなしい大敗。試合後、小久保監督は「味方のミスの後『踏ん張ってくれ』と思っていたが、あそこで勝負ありだった」と5回のシーンを振り返り、惨敗を潔く受け止めた。
その上で「チームの流れとしては踏ん張りどころだけど(残り)29試合しかない。悔いの残らない戦いを続けるだけ。切り替えてやるだけです」と前を向いた。












