巨人は24日のDeNA戦(東京ドーム)に2―4で敗れ、連勝が3でストップした。

 先発した赤星は初回に捕手・岸田の失策が絡んで14球で先制点を献上。4回に筒香のソロ、5回には宮崎の2ランを浴びて、5回6安打4失点で9敗目を喫した。

 攻撃陣は5回にリチャードが左中間の看板を直撃する特大ソロを放ったが、その直後の満塁機を生かせなかった。阿部慎之助監督(46)は「あの回、ちょっと勝負かけたんだけどね。あそこでもう1点でも入ってれば、また流れは変わったんだけど。しょうがないよね」と肩を落とした。

 そして、試合後にチームは激震に見舞われた。甲斐拓也捕手(32)が、都内病院の画像検査とチームドクターによって「右中指中手骨頭骨折」と診断されたのだ。甲斐は前日23日の同カードで6回に起きた本塁での交錯プレーで右手を痛めていた。ケガの程度にもよるが、完治までには4週間程度かかるといわれる。だからこそ、指揮官も「チームにとっても痛いですけど、もういる戦力でやるしかないんでね」と表情を曇らせた。

 昨オフにFA宣言した甲斐に現役時代の背番号10を〝譲渡〟した阿部監督にとって、シーズン終盤の離脱は大誤算。リハビリ、実戦復帰までを考えれば、シーズン中の復帰はかなり微妙だ。

 登録抹消となる甲斐の代役には小林誠司捕手(36)らが候補に挙がる。チーム関係者の一人は「打撃の状態も上がってきていただけに、甲斐が離脱というのは残念。だが、小林が出たら出たで守備力の高さだったり、配球面で小林の良さが出る。また違った面が(試合で)出るかもしれないから、それに期待するしかないでしょう」とベテラン捕手の経験値と技術に期待を寄せた。

 阿部巨人はピンチをチャンスに変えられるのか――。