巨人・阿部慎之助監督(46)が、23日のDeNA戦(東京ドーム)に「3番・右翼」で先発出場した中山礼都内野手(23)の好守をほめつつ、本職の外野手メンバーをチクリと刺した。

 阿部監督が中山の守備を称賛したのは1点リードの6回無死一塁の場面だ。桑原が右中間を越える二塁打を放つと、中山はバウンドした打球を処理し、すぐさま中継役の吉川に送球。本塁に向けて激走した一走・蝦名を捕手・甲斐の白熱したクロスプレーも相まって、見事タッチアウトに。場内は大歓声に包まれた。

 指揮官は中山について「なぜかね、うちの外野手では一番守備範囲が広いっていうデータもしっかり出ている」と明言。続けて6回の中継プレーを「ナイスプレーでした」と絶賛した。

 しかし本職の外野手メンバーに対し「もともといる外野(の守備)が狭いからね。情けないんだけどさ」とチクリ。その上で「内野からいった子が一番守備範囲が広いって、『何年外野やっている子がいっぱいいるんだよ』と思うけどね」と苦言を呈した。