巨人・阿部慎之助監督(46)が23日のDeNA戦(東京ドーム)でおよそ3か月ぶりに白星を飾った先発の井上温大投手(24)に向けて〝辛口注文〟を連発した。
中10日で先発登板した井上は初回を8球で三者凡退と順調な立ち上がりを見せ、5回までは走者を出しながらも無失点に抑える好投を披露。スコアボードに「0」を並べ続けた。
だが、6回に先頭・蛯名にフルカウントから6球目に四球を与えると、続く桑原に右越え二塁打を許した。幸い、女房役の甲斐が一走・蛯名の本塁へのヘッドスライディングを身を挺して阻止。その後一死二塁の場面で阿部監督がマウンドへ向かい、交代を宣告された。左腕は6回途中3安打無失点で降板した。
主砲・岡本の2打席連続本塁打もあり、およそ3か月ぶりとなる白星を飾った井上はお立ち台で「勝つっていうのはすごく難しいなって感じましたし、うれしいなとも思いました」と笑顔を浮かべた。
しかし、阿部監督は「まだ借金があるピッチャーなので、いいピッチャーとは言えないんでね」と4勝7敗と黒星の多い先発左腕に対して苦言を呈し「とにかく、まず自分の借金も返さないといけないと思って、頑張ってほしいですね」とゲキを飛ばした。
さらに6回先頭・蛯名の四球についても言及。カウント1―2から4球目にスライダーを投げたものの、打者は反応せず…。その次も同じスライダーを投じたことについて、交代する際に井上に球種を変えた方がいいという話をしたという。
「『(5球目に)もう1球(スライダーを)投げて振ると思った?』って言ったら、(井上は)『振らないと思いました』っていうから、『じゃあ(球種を)変えろよ』って言ったの。『(捕手に向かって)首振れよ』って話じゃないですか」と報道陣に向けて力説。
続けて「3―2にしたくないのにしちゃって、フォアボールでしょ。まあそういうところですよね。もうちょい勉強した方がいいと思いますけどね」とさらなる成長を促すため、奮起を促した。
左腕はこの〝辛口注文〟をどのように料理するのか。次回の登板に注目だ。












