セ2位の巨人は22日のDeNA戦(東京ドーム)で8―1と大勝し、貯金1。3位・ベイスターズとの差も2・5に広げた。
主砲の一発から打線に火が付いた。まずは「4番・三塁」で先発出場した岡本和真内野手(29)が3回に一軍復帰後初となる先制の9号ソロを放つと、6回には甲斐と泉口の適時打で一挙4得点。本拠地のスタンドが大きく沸きあがった。
そして7回にはリチャード内野手(26)の打棒も爆発。2試合連続となる7号3ランがG党の待つ右中間スタンドへたたき込まれ、東京ドームのボルテージは最高潮に達した。
試合後の阿部慎之助監督(46)も、逆方向への豪快アーチを放った背番号52にご満悦の表情。「振ったらなんかあると思うんで。どんどん振らせてるんですけど、それがいい結果になってるんで、続けてほしいなと思います」と評し、目を細めた。
ソフトバンク時代からパワーとポテンシャルを誇りながらも、本領を発揮できず安定性を欠いていた。長きにわたって未完の大器と目されていた「ロマン砲」が、ここにきていよいよ新天地でブレークの兆しを見せている。
5日のヤクルト戦(東京ドーム)で7月21日以来となる4号ソロ。この一発を皮切りに、8月はここまで実に4本塁打をマークしている。5号満塁弾を放った19日のヤクルト戦(神宮)から直近4試合に絞れば、3本塁打をたたき出しており、13打点もチームトップ。バットの勢いは止まらない。
こうした背景から、リチャードにはチーム内から「ロマン砲」どころか「怪物砲」と指摘する声が上がり始めている。チーム関係者の一人は「今のリチャードは打席に立つだけでも威圧感がある。投手も怖いはずだ。シングルヒットでさえも打球速度がすさまじい…。まさに『怪物』だよ」と目を丸くしていた。
本格的に復帰した主砲・岡本、そしてリチャードとともにG打線には〝2大怪物砲〟が並び立つことになったと言い切れそうだ。













