第107回全国高校野球選手権大会第14日(21日)の準決勝第1試合で県岐阜商が日大三(西東京)の前に2ー4と涙をのんだ。延長タイブレークの10回、エースの柴田(2年)が痛恨の勝ち越しを許し、その裏の反撃は及ばなかった。
生まれつき左手の指が欠損するハンディで注目された横山(3年)の夏も終わった。4試合連続で安打を放ち、この日も「7番・右翼」で出場。2回に無死一、三塁から犠飛を放ったが、3打数で安打は出ず、試合後は「悔いはない。みんなで胸を張って帰りたいと思う。絶対に同点に追いつくつもりで食らいついていった。歓声が聞こえてとてもありがたかった。大事なとこで1本が出なかった。追加点が取れなくて柴田に苦しい思いをさせて申し訳なかった」と悔しさをにじませた。
涙はなし。ハンディを背負いながらも甲子園で5安打を放って4強にまで導いた。「全員でやりきったので悔いはない。9回の打席は打てなかったけど、しっかりここまでやってきてよかった。景色は最高でした」と胸を張った。












