スノーボード女子アルペンで2025年世界選手権金&銀メダルの三木つばき(浜松いわた信用金庫)は、五輪金メダリストの言葉を胸に鍛錬を積んでいる。

 8月末に欧州へ出発する三木は、14日にスポンサー先の掛川自動車学校が主催する壮行会に出席。社員や久保田崇掛川市長ら多くの関係者からの熱いエールに「本当に何度泣きそうになったか。私は一人じゃないんだなと改めて実感することができたので、しっかりと欧州の山を滑っていけたら」と感謝を口にした。

 オフシーズンには、地元紙の企画で00年シドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子氏との対談が実現。「逃げたくなる時とか、自分が苦しいと思っている時が一番実力や数値を伸ばしていけるチャンスだとおっしゃっていた」と振り返った上で「毎日のトレーニングは大変だったりもするし、あと1回が苦しい時ってあるじゃないですか。でもそういう時こそ自分を強くしているというマインドが金メダルを取るために大事なんだなと学ばせてもらった」と刺激を受けた様子を見せた。

 約1か月の欧州生活では約5か月ぶりの雪上トレーニングを通じ「昨季の世界選手権の時の滑り、もしくはワールドカップの時の滑りを再現できるようになったら」と展望を語った三木。8歳時に誓った「五輪金メダル」へ、勝負のシーズンがいよいよ本格化してきた。