陸上男子1万メートルで日本記録保持者の鈴木芽吹(トヨタ自動車)がさらなる高みを見据えている。

 木南道孝記念(10日、大阪・ヤンマースタジアム長居)の同種目では、27分20秒11で優勝。今秋のアジア大会(愛知)の派遣設定記録を突破し、同大会の代表に決まった。レース後には「ペースメーカーの方が引っ張ってくださったが、序盤はちょっと遅いなと感じた。後半はしっかり上げていこうかなと思いでやった」と振り返った。

 この日は中盤まで先頭集団をキープ。後半は独走状態となったが「勝つことが大事だけど、やっぱり見ているのはその先。アジアで勝つことだったり、26分台に向けていかにいい走りができるかを考えている」と高いモチベーションでトラックを駆け抜けた。

 昨年のアジア選手権は銀メダルを獲得するも、インド選手に敗れた。アジア大会に向けて「もう1回(インド選手が)出てくるかわからないけど、しっかり来るつもりで練習も積んで勝ちたい」と力強く決意した。