明治安田J1リーグ第25節(10日)、鹿島がFC東京戦(味スタ)に1―0で競り勝ち、首位に返り咲いた。

 待望の先制点は後半36分。FW鈴木優磨の鋭い右クロスに、途中出場のFW田川亨介が左足で合わせてゴールへと流し込んだ。古巣への恩返し弾で、チームを首位に再浮上させる勝ち点3をもたらした。鬼木達監督は「選手には決勝戦のつもりで戦おうと言っていた。そういう姿勢を示してくれた」とイレブンの奮闘をたたえた。

 決勝点の田川については「スタートでもおかしくないぐらい。練習から体のキレだけで言えば、一番よかった。戦術的な理由でサブに入ったが、切り札として、全選手がわかっていた中でしっかり決定力を出してくれたことをうれしく思う」。

 首位に返り咲いたとはいえ、今季のJ1は混戦模様だけに、田川の働きがチーム浮沈のカギを握りそうだ。