6月11日開幕の北中米W杯に臨む日本代表FW前田大然(28=セルティック)に〝スキンヘッド復活〟を求める声が出ている。W杯1次リーグF組で強豪オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦する森保ジャパンで、負傷によりメンバー外となったエースMF三笘薫(29=ブライトン)と同じ左サイドを担う前田が、よりこわもてになることでマッチアップする相手選手らを威圧できるという。
セルティックの前田は今シーズン途中でスランプに陥っていたものの、終盤戦で盛り返しスコットランド・プレミアリーグで13得点をマーク。爆発的なスピードと驚異的なスタミナを武器に、攻守両面で勝利に貢献できる貴重な戦力としてW杯での活躍も期待されている。そして、さらなるプレー向上のためにヘアスタイル変更も必要になるかもしれない。
海外選手をJリーグに送り込んでいる選手代理人は、前田の髪形に注目し「今は伸ばしているようだけど(以前は)スキンヘッドだったし、W杯ではそった方がいいんじゃないか」と指摘。その理由について「こわもてになって相手をビビらせ、プレッシャーを与えるんだ。相手になめられないためには、見た目も重要じゃないかな。日本人は幼く見えるから」という。
ラグビー元日本代表プロップ・畠山健介氏も以前に「日本人は幼く見えるので、ヒゲを生やしている選手は多いかもしれない。精神的な面もあって相手に対して自分を強く見せたいということ」と話し、強さの象徴としてヒゲをたくわえることで見た目から相手を威圧。元日本代表GK川口能活氏も現役時代に髪形をオールバックにしていた時期があったが、これも相手に圧力を与え、ナメられないようにするためだったと語っていた。
1999年世界ユース選手権(ナイジェリア)に臨んだMF小野伸二やMF稲本潤一らを擁したU-20日本代表も大会中に多くの選手が丸刈りにして〝世界2位〟という快挙を手にした。また、J1鹿島監督を務めていた当時、元ブラジル代表MFのトニーニョ・セレーゾ氏は自身の経験を踏まえて「悪い顔の選手の方が、相手がビビッていいんだ」とマジメに主張していたという。
もちろん、選手の実力や日々のトレーニング、選手間の好連係によりピッチ上で好パフォーマンスを発揮するのが、勝利への近道になるのは間違いない。ただ〝ビジュアル変更〟によって変わった風貌によって、わずかながらでも、勝率を高めることは世界大会を勝ち抜くために必要なことなのかもしれない。特に、三笘不在となった左サイドの再強化にもつながるはずだ。
スピードとスタミナ、ヘアスタイルがトレードマークだった前田は、2024年にまな娘から髪を伸ばすことを求められたため、スキンヘッドを卒業している。森保ジャパンが目標に「優勝」を掲げている今大会では、どんな方法でも勝つ確率を高めたいところ。日本サッカー界から声が上がったように、大舞台へ向けて前田が再び髪の毛をそることもあるのか注目だ。













