広島は9日の中日戦(バンテリン)に0―2で敗れ、再び借金「10」となり5位に転落。6回2失点(自責1)の先発・森下暢仁投手(27)は8連敗で両リーグワーストの13敗目(5勝)を喫した。

 6月13日の日本ハム戦(エスコン)で5勝目を挙げて以来白星から見放されている森下だが、この日はいきなり味方の拙守に足を引っ張られた。初回二死一、二塁、ボスラーに投じた2球目はイージーな捕邪飛…のはずだったが、坂倉がミットに当てながら落球。その後、4球目をボスラーに左前へはじき返されて先制点を許した。

 森下は5回二死三塁の場面でもボスラーに左前適時打を許して0―2。こんな時こそ味方打線が援護したいのだが、中日先発・高橋宏の前にカープ打線は6回までわずか2安打。7回に秋山、前川の連打などで一死満塁のチャンスをつかんだものの矢野、代打・小園ともに内野ゴロでこの回も無得点。9回はこの日、一軍登録されたばかりの松山に抑えられ、今季17度目の零封負けを食らった。

 中日とはロースコアのゲームが多いだけになおさら悔やまれる初回、坂倉の落球。それでも森下は「ああいう展開にしてしまったのは自分です。5回もそうですし。(高橋)宏斗も良かっただけに、何とか自分が0で抑えることができれば良かったんですけど、それがスタートからいきなり…」と敗戦の責任を背負い込んだ。

 クライマックスシリーズ出場をかけたAクラス争いを勝ち抜くためには、森下の復活は必要不可欠。エース右腕が長いトンネルから抜け出せるのはいつになるのか…。