第107回全国高校野球選手権記念大会(5日開幕)の開会式リハーサルが4日、甲子園で行われ、4日目(8日)第1試合で対戦する花巻東(岩手)と智弁和歌山の監督対談が行われた。

 佐々木洋監督(50)は相手チームの印象について「私も小さい頃から、智弁和歌山のユニホームを見ながら野球を見てきました。今は打だけでなく投手も揃えて、春のセンバツも準優勝。総合力が高いチーム」と高く評価した。

 試合展開については「データで見ると四死球も少なく、失点もほぼないのでこちらのミスが重なると難しい展開になる。2、3点に抑えられれば勝機が見えるのかなと思いますが…なかなか打ち崩すのが難しい代」と警戒感をにじませた。

「投手が素晴らしく連打が期待できないので、長打という意味では古城(2年)、赤間(2年)、新田(3年)あたりが鍵になる」とチーム打率約4割を誇る打線のクリーンアップを中心に、堅守の智弁和歌山に挑む構えだ。

 一方の智弁和歌山・中谷監督は「高校生にどういう教育をしたら大谷(翔平)くんや菊池(雄星)くんのような好青年になるんだろうというような、個が伸びる組織だなと」と育成力を評価。試合への考えとしては「常に先制点を取ることが目標。渡辺(3年)、宮口(3年)の2投手と、打線の軸となる藤田(3年)、福元(3年)。この投打の4本柱が機能してくれればなんとか戦えるかなと」と冷静に展望を述べた。