ソフトバンクは3日の楽天戦(みずほペイペイ)に8―1で大勝した。先発の大関が7回1失点の好投でキャリアハイを更新する9勝目を挙げると、打線は苦手としていた左腕・藤井から4点を奪うなど計15安打。パ・リーグで唯一負け越していた楽天を相手に同一カード3連勝を飾った。
そんな一戦でチームに勢いをつけたのが4戦連続で2番に入った柳町達外野手(28)だ。初回一死走者なしで迎えた第1打席で、フルカウントからの内角球を捉えた。「センターフライかなと思ったんですけど、(中堅手の)辰己さんが諦めている姿を見て『あれっ』と思って」という打球は右中間テラス席へ飛び込む先制弾。自己最多に並ぶ4号ソロで流れを引き寄せた。小久保監督も「難しい球でしたけど。達の本塁打は久しぶりに見ましたね」と称賛した。
5月22日以来となる一発に「やっとフェンスを越えてくれてよかった」と安堵した表情を見せた柳町。昨年の契約更改時から長打力、打球速度のアップを図っており、今季からはウエートトレーニングにも継続的に取り組んでいる。
年間を通して調子を維持するためにもプログラムを組み、チーム関係者も「ウエートの回数で言えばチームでもトップレベル」と太鼓判を押す。同僚の周東も「ずっと何年も(ウエートを)やれって言っていた。やっとやったからあの結果です」と冗談交じりに背番号32のポテンシャルをたたえた。
ウエートは今季だけのためではない。柳町は「すぐには筋肉も付かないし、すぐ付けた筋肉はケガのリスクもあるので」と2年後、3年後も見据えている。本塁打数については「目標はもう少し先にあるので、超えられるように頑張ってやりたい」と語った。持ち前の選球眼や技術にムキムキパワーを加え、さらなる飛躍を目指す。












