ソフトバンクのルイス・ロドリゲス投手(23)が大きな飛躍を遂げている。来日4年目を迎える育成右腕は2年前にトミー・ジョン手術も経験したが、ケガを乗り越え今季は二軍マウンドにも立った。最速160キロの直球が魅力の剛球右腕を直撃した。

 ──今季は初の二軍登板も果たした。ここまでの手応えはどうか

 ロドリゲス 感覚はすごくいいですし、なによりも体が健康で元気に野球がやれてることが一番うれしい。そこをすごく感謝したいです。

 ──真っすぐが武器。今投球で意識していることは

 ロドリゲス 真っすぐは自分の強みだと思いますし、今は特に真っすぐをしっかり両コーナーに投げれるように意識しながら練習しています。今はナテル四軍投手コーチとバンデンハーク臨時コーチの2人と一緒にすごくその点に関しては取り組んでいますし、いい形で結果は出てきていると思います。

 ──今季から加入したナテルコーチも海外から野球で来日した経歴がある。存在は大きいか

 ロドリゲス 本当に大きな助けになっていると思いますね。もちろんタレントもすごく大事だと思うんですけど、ナテルコーチはご自身の野球選手とのして経験がすごく多い方。そういった経験を共有していただいたり、いろんなことを教えていただいて、すごく助かっています。

 ──7月はホークスで活躍したバンデンハーク氏が外国人育成投手コーチとして臨時で指導に当たった。どんなことを吸収したか

 ロドリゲス 同じような話になってしまうんですが、ご自身の経験を共有していただけているのが一番大きいかなと思いますね。ブルペンでの過ごし方や、日本人の打者の特徴であったり、そういう話はすごく多くしますね。真っすぐの使い方であったり、スライダーをどう使っていくかという話であったり。いろんな経験を自分に還元してくれるので、自分の中ではすごく大きい。

 ──日本に来たきっかけは

 ロドリゲス アメリカのチームと契約するなどいろんな選択肢もあったと思うんですけど、その中で球団の中南米スカウトの萩原健太さんとお会いして。日本のすごく質の高い教育だったり、すごく統率の取れた野球だったり、そういういろんな面を含めて、いろんな選択肢の中から日本でプレーするっていうことを選択させていただいた。

 ──家族はドミニカにいる。家族からの印象的なメッセージなどあるか

 ロドリゲス 毎日連絡は取っていますね。応援してもらっているのはすごく感じますね。家族もそうですし、妻の方からも「自分のやることに集中してほしい」っていうようなメッセージはもらいますね。

 ──家族を養うという気持ちは大きい

 ロドリゲス 本当に何もないような小さな町から生まれて、なかなか難しい生活の中で野球選手になった。自分は高いレベルで野球をして結果を残すことで、家族の生活も良くなると思いますし、その助けをできるように自分が野球で頑張りたいっていうメンタリティーは常に持って取り組んでます。

 ──今後への思いを聞かせてください

 ロドリゲス 育成選手は自分だけではなくて、皆(背番号)3桁を脱出したい。背番号2桁、支配下選手になって、最終的に一軍でプレーすることを目標にしている。自分にとって一番重要なことはケガをせずにしっかりいい状態をキープしていくことだと思う。その中でチームがチャンスをくれれば、自分のベストを尽くしてチームの勝ちに貢献できるように頑張っていきたい。

 ☆ルイス・ロドリゲス 2001年8月18日生まれ ドミニカ共和国出身。右投げ右打ち、投手。背番号156。身長182センチ、体重90キロ。2022年のシーズン途中にホークスと育成契約を結んだ。5人兄弟の2番目。右腕には夫人と初めて出会った日、左腕には子供の名前や誕生日などのタトゥーを入れている。23年にトミー・ジョン手術をするも、24年実戦復帰を果たすと、今季は初の二軍マウンドにも上がった。二軍では4試合の登板で0勝0敗、防御率4・50(7月27日現在)