女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の小波(29)が、怪気炎を上げた。真夏の祭典「5★STAR GP」開幕戦(27日、大田区)でIWGP女子王者のSareee(29)を撃破。快勝発進を決めた小波の優勝後の野望とは…。

 2019年度に準優勝を果たしている小波は、昨年に続き7度目の出場。ブルースターズBブロックにエントリーされ、初戦で外敵王者のSareeeと激突した。強烈なエルボーを見舞われ苦戦を強いられるが、関節技で圧倒し、流れを奪う。最後は胴締めスリーパーで絞め落とし、レフェリーストップ勝ちを収めた。

 試合前からスターダムを批判するSareeeの言動に腹を立てていたという小波は「1年前に違う団体に出てたようなヤツがノコノコ、スターダムに来て。大して苦しい思いもせず、スターダムに貢献したわけでもなく、ただIWGPのベルトが欲しいって言って、かっさらったアイツが許せなかった」と明かした。

 そのためこの日、小波はあえて凶器を封印。その上で勝利を奪い「ナメ切ったヤツには、スターダムのリングの厳しさと過酷さを教えてあげないと。今日、私は凶器を使わないで勝った。Sareeeはまだ私の全てを引き出したわけじゃない。もっと危機感を持ってやった方がいいと思うよって助言してあげるよ」と言い放った。

 怒りは怨敵・朱里にも飛び火。Sareeeに敗れ、同王座を流出させた朱里の〝罪〟は重いと断じる。「日本では防衛できずにサラッと負けて何やってんだよ。朱里もあのベルトのチャンピオンにふさわしくなかった。取られた後もノーダメージとか言って、休みながらやってる姿見てがっかりしたし、ムカつくんだよ」と声を荒らげる。

 IWGP女子王者から直接奪ったということは、同王座への挑戦権は得たも同然だ。「まずは5★STARを優勝することを一番に考えてる。優勝したら、しっかりとSareeeをいたぶってあげるよ。今年こそ〝残念な女〟の称号を捨てて、チャンピオンになる。全部のベルトをヘイトに集める」と宣言。小波の勢いは誰にも止められない。