巨人が21日の阪神戦(東京ドーム)に6―5でサヨナラ勝利。リチャード内野手(26)の起死回生の3号同点3ランと吉川尚輝内野手(30)の執念のサヨナラ打で、前半戦を白星で締めた。
まずは0―5の7回に増田陸の適時打などで3点差に迫ると、なおも一死一、三塁のチャンスでリチャードがネルソンから値千金の豪快3ランを放ち、試合を振り出しに。5―5のまま9回の攻撃を迎え、二死満塁の決定機で吉川がカウント1―1から中堅に抜けるサヨナラ適時打を放ち、劇的勝利を演出した。
阿部監督は「(吉川は)本当ね、意地を見せてくれました。リチャードの本塁打はとても大きかったんじゃないかなと思います」と2人の打のヒーローを絶賛。さらには「今日は(試合後会見で)なんてコメントしようか考えちゃったね、正直。野球は何が起きるか分からないって思って見ていたので」とドラマチックな展開に思わずうなった。
中でもリチャードの豪快弾については、衝撃を受けた様子。「なかなか本塁打が出ない打線なので。冗談で『宝くじが当たったら…』て言ったけど、ああやって当たったら本塁打にできる力を持ってるんで」と称賛しつつ、スタメン抜てきの理由についても説明した。
これで連敗も4でストップ。前半戦を借金2で終えると、球宴休みを挟んで後半戦へと突入していく。指揮官は「現実的にはね、厳しいですよ。これで『よく頑張りました』って言っていたらどうしようもないんで。そこはもう1回、コーチ陣も含めてしっかり話をして、後半戦に進みたいなと思います」と勝って兜の緒を締めた。












