東京女子プロレスの荒井優希(27)が、初のプリンセス・オブ・プリンセス王座取りへ燃えている。

 6月の名古屋大会で行われた同王座の次期挑戦者決定戦を勝ち抜いた荒井は、21日の大田区総合体育館大会で同王者の瑞希に挑戦する。11年間活動していたアイドルグループ「SKE48」を4月に卒業し、プロレスに専念することを決意。SKE卒業後には東京に拠点を移し、週に3回道場で練習して試合に挑むという。

「SKE時代も疲れたことなかった。でも、いざSKEの活動がなくなってみると、めっちゃ元気があふれてる。今の荒井はコンディションがめちゃくちゃいいです」と笑顔を見せた。

 王座戦を控えた今月5日の横浜大会では、王者から直接勝利を奪うことにも成功し、準備万端だ。「直接勝っての挑戦じゃなかったから、実際どれぐらい戦えるかもわからない中で、瑞希さんに直接勝てたことは、ものすごく自信につながりました。荒井の勢いも見せられたかなって。この勢いのまま当日は私、勝ってベルトを巻きます」と意気込んだ。

 王座戦が行われる同会場は2022年7月に赤井沙希とタッグ王座を巻いた場所であり、直近では4月に引退した里村明衣子と最初で最後のシングルを行った思い入れのある場所だ。

 里村戦を振り返った荒井は「あの日、自分は今できることを精いっぱいやったけど、かなわないで終わった。なので里村さんから『女子プロレスの未来を背負って立つ選手になる』なんて言葉をいただけると思ってなかった。驚きましたけど、4年間で培ったものがちゃんと身になってるんだなって。だからこそ、今の自分がこのベルトを巻いて、女子プロレスの象徴になっていかないといけないと思ってます」と力強く語った。

 さらに「歴史のつまったこのベルトを巻いて、誰が見ても立派なチャンピオンだって思われるようになりたい。そしてみんなに優しく見守られるのはもう卒業して、チャンピオンとして団体を引っ張っていく存在になります」と宣言。荒井が団体最高峰王座を奪い取る。