女子プロレス「スターダム」の〝絶対不屈〟安納サオリ(34)が、悩める胸中を明かした。

 先月25日の大阪大会でワンダー王者のスターライト・キッドから次期挑戦者に逆指名された安納だったが、理由は明かさないまま拒否し続けてきた。1日に取材に応じた安納は、デビュー10周年を機に購入した高級外車で登場。記者を助手席に乗せると「キッドの気持ちはうれしいし、受け止めてます。でも、拒否します。あのベルトの価値がわかっているからこそ、今の私じゃ挑戦できない」と改めて強調した。

 安納は2023年12月に同王座を獲得し、自らがセンダイガールズの岩田美香に流出した同王座を奪還し、1年以内に2度同王座を戴冠した。だが、今年に入ってからは王座戦線に絡めず。2月にアーティスト王座から陥落すると、ワンダー王座の次期挑戦者決定戦では吏南に惜敗。6月の代々木大会ではなつぽいとゴッデス王座に挑戦するも王座取りに失敗し、自信を喪失してしまったという。

「今年私は全く実績を残してないし、会社からもそこまで求められてもいない。急にキラキラしてるキッドから戦いたいって言われても、今の私のどこを見て戦いたいと思ったのか理解できない。もしかしたら裏があるのかなとか思ってしまう。そのキラキラが今の私にはまぶしい…」とうつむいた。

 5月にはなつぽいとデビュー10周年興行(大田区)で大成功を収めたばかりだが、同王座に挑戦するほどの自信を取り戻すことはできなかった。「大会を成功させて自分の中でよし、また頑張ろうって思ったんですけど、その先が見えなかったんですよね。その一方でなつみ(なつぽい)はすごい。隣にいるからこそわかる」と語りつつ「私は何をしてるんだろ…。キッドの逆指名にも素直に首を縦には振れない。誰もこんな今の私なんて一目ぼれしてくれない。自分が好きって気持ちを忘れてる。好きって何…」と言い残し、走り去った。

〝絶対こじらせ彼女〟と化した安納は取材後、曲がり角のポールに車をぶつけたことを記者に報告。気持ちと車をへこませ「運転も向いてない…」とこじらせを増していた。