巨人は22日の西武戦(東京ドーム)に0―5で今季7度目の零封負けを喫し、セ3位から4位に後退した。

 先発した戸郷は5回6安打、4四死球で3失点と精彩を欠いて今季6敗目(2勝)。今季2度目の二軍落ちも決まった一方、打線も好機を生かせず、阿部慎之助監督(46)は試合後の会見場に姿も見せなかった。今季3度目の〝会見拒否〟となったが、球団を通じて発した「今日はお話しできることはございません」とのコメントがすべてだろう。

 貯金は再びなくなり、勝率5割に逆戻り。5月上旬から主砲・岡本和真内野手(28)が長期離脱となり、首脳陣も試行錯誤を続けているものの、誰も4番にフィットしていないのが実情だ。5月10日のヤクルト戦(神宮)から今月7日の楽天戦(東京ドーム)までの計22試合で代役を務めたキャベッジは、打率2割4分7厘。〝現4番〟の吉川も5試合でマルチ安打がまだ1試合だ。

 なぜ4番になると打てなくなるのか…。チーム関係者の一人は「選手たちにとって打順の『4番』という数字が無意識のうちにプレッシャーになっているのではないか」と分析した。

 岡本の代わりがいないことは百も承知。しかも「4番=長距離砲」とのイメージも付きまとう。前出関係者は「状態のいい選手を4番に持っていくと、本当に成績がピタッと止まるんですよね」と指摘しつつ「正直、4番に入った選手の成績自体があまり良くないっていうのもある」とも語った。

 4番の見えない〝圧〟にことごとく屈してしまっているということのか…。「現状は4番目(の打順)にその選手が慣れるまで待つのか、それとも4番目でもしっくりくる選手なのか。どの打順でも変わりなくやれる選手を見つけられるか、今のところまだ手探りではある」。交流戦は雨天中止で組まれた24日のロッテ戦(ZOZOマリン)が最終戦となり、27日からはリーグ戦が再開する。そろそろ目星をつけたいところだ。