巨人が19日の日本ハム戦(東京ドーム)に1―4で敗れ、再び借金生活へ突入。相手先発・北山に最終盤まで無安打投球を許す屈辱的な敗戦となった。
7回二死から泉口が選んだ四球が、チーム初出塁。9回一死の場面で途中出場の大城卓三捕手(32)が右翼へ3号ソロを放ってノーヒットノーランこそ阻止したものの、巨人打線の安打はこの一発のみに終わった。
試合後の阿部慎之助監督(46)は「最後にね、なんとか意地を見せてくれたんで今日はそれでいいです。チームとして(明日に)つなげてほしいですしね」と執念の一発をたたえたとはいえ「こちら側の指示の仕方も悪かったんだなと思って反省してます」。
本拠地で辛酸をなめた恥辱の敗戦は、今後のチームにどのような影響を与えるのか。チーム関係者の一人は「ノーノーこそ回避できたが、さすがにそれで一件落着とはならない。確かに(長期戦線離脱中の)岡本が抜けた穴は大きいが、それを抜きにしても…。打線全体に悪いイメージが、この後に残ってしまうのではないか」と不安な表情を浮かべる。
そして「いいイメージに塗り替えるためにも、少しでも早く『打撃で勝つ試合』を作っておきたい」とやや強い口調で訴え、選手たちの脳裏にこびり付いてしまった〝ノーノー未遂〟の早期払しょくを願った。その一方で「今は若手選手も多いチーム編成。この悔しさをバネに『なにくそ!』と逆に燃え上がってくれる可能性もある」と前向きな声も出ていたが、この日の体たらくぶりを見る限り、そんな楽観ムードは現実性にとぼしいのも事実だ。
長いシーズンの「単なる1敗」ととらえ、気持ちをリセットできるかどうか。巨人が交流戦終盤でターニングポイントに差し掛かった。












