全日本プロレス18日の後楽園大会で3冠ヘビー級王者・斉藤ジュン(38)が鈴木秀樹(45)を下しV5に成功した。
序盤から体格とパワーを生かして攻めるジュンだが、鈴木のテクニックを生かした反撃を前に苦しめられる。ペースをつかみかけたかと思えばカシン式タランチュラやチキンウィングフェースロック、STFなどで動きを止められ、パイルドライバーで突き刺されるなど一進一退の攻防となった。
さらに開始から15分になるところで雪崩式人間風車で投げられてKO寸前まで追い込まれる。だが譲れないジュンは張り手とパンチのラッシュを叩き込み、チョークスラムで叩きつけるなど、消耗戦へ持ち込んだ。
だが終盤、スリーパーホールドで捕まり失神寸前の大ピンチとなる。そこからフォールされるもなんとかカウント2で返すと、続いて狙われた人間風車を踏ん張って返す。そこから一気呵成に攻めて、最後はダイイングライト2連発で蹴りぬいて3カウントを奪った
激闘の末に防衛成功のジュンは「鈴木秀樹。強かったな。意識が飛んだと思ったぜ」と安どの表情だ。そして「俺は前に、アンタに俺じゃあメインを務めるのはふさわしくないと言われて、あれからいろいろ考えているが、俺の力はまだまだこんな物じゃないはずだ。俺は、あんたに認めてもらいたいわけじゃない。だがこれだけはハッキリ言う。誰が来てもこのベルトは守ってやる。俺が全日本プロレスの3冠チャンピオン、斉藤ジュンだ」として歓声を浴びた。
そこに青柳優馬とデイビーボーイ・スミスJr.がリングインしてそれぞれが挑戦を表明だ。これを受けてジュンは「2人で戦って勝って方が俺とベルトをかけて戦うのはどうだ?」と、挑戦者決定戦の開催を提案し、2人を納得させて引き下がらせた。そして満を持して「俺はウズウズしているところだ。そうだ。甘いものの時間だ。お前らもそれが見たくて来たんだろ? 今日は鈴木秀樹が大好きな、ネコちゃんのフィナンシェを用意しているから!」とモグモグタイムの宣言をした。
これに呼応して登場したのはネコちゃんのフィナンシェ…を持った本田竜輝だった。ジュンが「それは俺のだ」と憤るも本田は笑顔でほおばり、挑戦を表明だ。これにジュンは「お前スイーツ泥棒を卒業したんじゃないのか!」と激高だ。
本田は昨年8月17日の立川大会でも、同様に世界タッグ王座防衛直後のジュンからネコのフィナンシェを強奪し食べる暴挙をおかし、挑戦権をゲット。だがその後、9月1日の福岡大会での王座戦で敗れた後にジュンからフィナンシェをほどこされ「もう俺はスイーツ泥棒を辞める!」と宣言していた。
その日から約1年ぶり2度目のお菓子泥棒にあってジュンは「望みどおりにしてやろう。こうなったら、青柳優馬スミスは関係ない。まずはお前から叩き潰してやる! 本田竜輝DOOM!!」と挑戦を受諾。本田が観客にフィナンシェを配る様子を苦々しく見つめると「あいつはひどいヤツだ。あんな酷いプロレスラーを俺は見たことがない。こうなったら俺がアイツを叩き潰してやるからお前らそれを楽しみにしていろ!」と叫ぶのだった。












