ドジャースの山本由伸投手(26)は13日(日本時間14日)に本拠地ロサンゼルスでのジャイアンツ戦に先発し、4回2/3を投げ、2被弾を含む6安打5失点、4三振5四球で、5敗目(6勝)を喫した。打者24人に106球、最速97マイルをマーク。防御率2・64。チームは首位攻防3連戦の初戦に2―6で敗れ、41勝29敗で同率首位に並ばれた。

 まさかの3回だった。1―1と同点に追いついてもらった直後、先頭の李政厚(イ・ジョンフ)を四球で歩かせた。続くアダメズは見逃し三振に仕留めるも3番ラモスに四球を与えた。4番スミスはカーブで空振り三振。5番フローレスも歩かせて二死満塁のピンチを背負う。

 外角の際どいコースはことごとくボールと判定され、フラストレーションのたまる中、6番シュミットにカウント1―1から内角に甘く入ったスプリットを左翼席に運ばれた。勝ち越しの満塁弾だ。グランドスラムを浴びるのは5月8日のダイヤモンドバックス戦でモレノに右中間に運ばれて以来、メジャー通算2本目だ。結局、このイニングだけで43球を費やした。

 球審の判定は確かに微妙で山本はマウンド上で何度か首をかしげた。番記者たちは自身のX(旧ツイッター)に投稿した。ロサンゼルス・タイムズ紙のジャック・ハリス記者は「今夜ストライクゾーンが狭い」、米スポーツサイト、アスレチックのファビアン・アルダーヤ記者も「今夜は…奇妙なストライクゾーンだった」、MLB公式サイトのソーニャ・チェン記者も「不安定なストライクゾーン」とそれぞれ疑問を呈した。

 初回一死後にアダメズに真ん中高めのフォーシームを右翼席運ばれ1点を失った。2回は先頭中前打、一死後、四球を与えて一死一、二塁とされるも後続を抑えて無失点。

 4回は三者凡退。5回は先頭ラモスに中前打、続くスミスに右中間を破られるも一走が本塁でタッチスト。二死後、シュミットにこの日、5個目の四球を与えたところで降板となった。スタンドからは大きな拍手が送られた。

 まだ騒ぐ時期ではないとはいえ、1ゲーム差で地区2位のジャイアンツとの首位攻防戦。エースとして白星を運びたかっただろうが、果たせなかった。次回登板で取り返す。